【前編】「理科大×教員免許」という選択肢 — 圧倒的な専門性を武器に教育現場へ

科学のスペシャリストから「教育のプロフェッショナル」へ

東京理科大学の教職課程における最大の強みは、高度な専門知識と現場での教育実践力を兼ね備えた「二刀流」の教員育成にあります。全国随一の厳しさを誇る本学の理数教育を基盤とし、数学・理科・情報の深い学術的理解はもちろん、それを中高生へ適切に還元するための教育学・教育技術を同時に学ぶカリキュラムが用意されています。

どの学部・学科で教員免許が取れるのか?

理科大には教育学部はありませんが、神楽坂・野田キャンパスを中心に多くの学部で教職課程が設置されており、主に中学校教諭一種免許状(数学・理科)および高等学校教諭一種免許状(数学・理科・情報)が取得可能です。

教職課程の認定を受けている主な学部・学科は以下の通りです。

  • 理学部第一部
    数学科、物理学科、化学科、応用数学科、応用化学科、科学コミュニケーション学科
  • 理学部第二部
    数学科、物理学科、化学科
  • 創域理工学部
    数理科学科、先端物理学科、生命生物科学科
  • 創域情報学部
    情報理工学科

所属学科によって取得できる教科が異なるのも特徴です。例えば、理学部第二部の場合、数学科は「数学・情報」、物理学科は「理科・数学」、化学科は「理科」の免許取得が可能となっており、自身の専門分野に直結した指導力を養う仕組みになっています。どこの学科なら自分が欲しいと思っている免許状の取得が可能なのか詳しく知りたい方は以下のリンクより確認してください。

取得可能な免許状|東京理科大学 科学教育連携センター教職教育部門
東京理科大学 科学教育連携センター教職教育部門は教職希望者への様々な支援を主な業務内容として活動しております。

現代の教育現場で強く求められる「4つの実践力」

本学の教職課程では、多様化する学校現場を見据え、以下の実践力育成に重きを置いています。

  1. 本質を伝える専門知識
    公式の暗記ではなく、学問の真理や成り立ちを深く理解し、正確かつ魅力的に伝達する力。
  2. 生徒を惹きつける授業実践力
    「おもしろい、ためになる」授業を想定した教材開発力や、ICT機器の活用技術。
  3. 多様な課題に向き合う生徒指導力
    個々の悩みに寄り添う教育相談や、将来の進路実現に向けた的確なキャリア支援能力。
  4. 教員としての高い倫理観と遂行力
    社会的使命の理解と、組織の中で協働するためのコミュニケーション能力。

1年次から始まる「理論と実践の往還」

履修は1年次からスタートし、『教職概論』等で教育の基礎を固めます。専門科目の勉強と並行しながら、『介護等体験』を経て、4年次には原則3週間の教育実習へと挑みます。現職教員として活躍する卒業生とのネットワークを通じた実践的な支援体制も大きな魅力です。

後編では、実際に本学で教員免許の取得を目指している学生へインタビューをしました。お楽しみに!

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