理科大生の皆さん、レポート課題の進捗はいかがでしょうか? 実験や演習が本格化してくると、必ずぶち当たるのが「レポート、何のソフトで書くか問題」です。

今回、学生のリアルな実態を調査すべく、公式X(Twitter)にて「Word派?LaTeX派?」というアンケートを実施しました! 気になるその結果は……!

なんと、怒涛の「3票」……!!

「みんなまだレポートに取り掛かってないのかな……?」「そもそもTwitter見てないのかな……?」と一抹の寂しさを抱えつつ、気を取り直して記事を進めたいと思います。

世間一般の大学生はなんだかんだ手軽なWordを使っている人が多いと思いますが、今回は筆者の独断と偏見で「理系のレポートなら、圧倒的にLaTeXを推したい理由」を語らせてください。

理由1:文章中に数式を打ったときの「自動スペース調整」が神

Wordを使っていて一番ストレスを感じるのは、文章の途中に数式を挿入したときです。急に行間がガバッと開いたり、文字の高さがズレたりして、レイアウトを直すのに時間を溶かした経験はありませんか?

LaTeXの素晴らしいところは、文章中に数式を打ち込んでも、前後の勝手なスペース調整や行間の維持を完璧に、しかも自動でやってくれる点です。数式と日本語が入り混じる物理や数学のレポートにおいて、この「見た目の美しさと安定感」は圧倒的なアドバンテージになります。

 Wordϕn図1 \mathrm{Word}で行間が崩れた例(\phi_nの行間が崩れている)
 LATEX図2 \LaTeXで文字を打った時の自動スペースの例

理由2:賢すぎる「自動改行」とレイアウトの安定感

Wordで図表を挿入した瞬間、後ろの文章がすべて次のページに吹っ飛んで絶望したことは誰にでもあるはず。

LaTeXは、一度コマンドを書いてしまえば、文字詰めや自動改行をソフトウェア側が最も美しい配置で計算してくれます。自分はVS Codeなどのエディタを使ってただテキストを打つことに集中し、レイアウトはLaTeXにお任せ。ページ数がいくら増えても全体が崩れない安心感は、一度味わうと元には戻れません。

まとめ:最初は大変だけど、投資する価値あり!

もちろん、図表や数式がほとんどない軽い課題なら、パッと開いてすぐ書けるWordで十分です。 しかし、LaTeXは最初の環境構築やコマンドの学習コストこそ高いものの、一度VS Codeなどで快適な執筆環境を作ってしまえば、4年間(あるいは大学院までの6年間)の強力な武器になります。

まだWordのレイアウト崩れと格闘している皆さん、この週末に思い切ってLaTeXデビューしてみませんか?