履修についての基礎知識
判定 | 評価 | 評価点数 | GPA |
---|---|---|---|
合格 | S | 100~90 | 4.0 |
合格 | A | 89~80 | 3.0 |
合格 | B | 79~70 | 2.0 |
合格 | C | 69~60 | 1.0 |
不合格 | D | 59~0 | 0 |
成績の段階に関係なく、C以上ならば単位を取得し、Dなら落単となります。理科大では、約130単位(学部によって異なる)を取得することが卒業の条件となります。
年間で取得できる単位の上限は49単位なので、計画的な履修計画が大事です。また、1年生では、基本的にフル単(1年で49単位取ること)することが3年生以降自分の時間を作るためにも大切になります。
※教職を目指す予定の人は、卒業単位に含まれない単位を大量に履修することになるので、覚悟してください。
落単しないために
単位を取れないと、落単するか、(必修では)再履修クラスに回されてしまいます。また、必修科目が取れないと、上の学年に上がれません。(世に言う留年です)また、GPAの低下は、ゼミ・研究室の選択肢を減らします。絶対に避けましょう。
※必修科目では救済措置として、自費による再試が行われる場合もあります。が、再試条件も割と厳しいのであまり期待しないように
※関門科目:決められた科目の中で、規定の単位数を取らなければ即留年という、本学の(実力主義)サディズムが生んだ制度。(取れなければ即留年になる科目のこと)
①シラバスを確認する(どんな授業か知る)
授業計画・過去の成績分布(何%がD評価等)・成績の評価基準(テストなのかレポートなのか等)を確認する。
②先輩や友人から学ぶ・教えてもらう
大学では、友達同士で勉強をしている様子があらゆる場所で見られる。周囲には優秀な学生がたくさんいるので、講義で理解できなかったところや疑問に思ったところを聞いてみよう。また、相手に教えることで自分の理解を深めることもできる。自分が学んでいることについて教え合って、互いを高め合える友達をたくさんつくる。また、過去の試験問題はとても大切。サークルなどで先輩からもらう過去問も様々なので、友達がたくさんいるとこれを共有することもできる。(友達がいなくてもサークルに入っていなくても最低限の情報収集はできるようにしておく)
③初めから無理そうな科目(特に一般教養科目)は取らない
受ける気のない授業をとっても何の得にもなりません。GPAを下げるだけです。よく考えて申請しましょう。(必修科目系は選択の余地なし)
④テスト前の体調管理をしっかりと
いくら勉強していても、テストを受けられなければ意味がありません。本校では、基本的に、体調不良や遅刻などでテストが受けられなくても救済措置はありません。
⑤提出期限を守る
1秒でも提出が遅れれば、受け取ってもらえないor遅レポ扱いになることが多いです。オンラインで提出できるからと言って、ギリギリに提出するのは得策ではありません。特に、印刷して提出する場合、大体提出日にパソコンかプリンターが壊れたりします。余裕を持って印刷しましょう。
履修を決める方法
事前準備
大学から配布された、学部の時間割と学習簿を用意して、各授業の自分のクラスや受けるべき科目を確認する
その後、下記の順番で決めていく
- 必修科目を全て入れる
- 選択必修を決める
- 一般教養科目を入れる
※先輩の時間割はコチラ(鋭意、更新中です。)
履修を決める際に注意すること
①空きコマを極力作らない
空きコマは皆さんが想像する以上に暇な時間です。(大学の授業は90分、昼休み50分が入ったりすると140分)
②1限は要注意
最大限効率よく履修するために1限を履修したくなる場合がありますが、思ったより8時50分って早いので、大学生活を過ごすにつれて、ボディブローのように効いてきます。朝弱い自覚がある人は極力避けましょう。
③抽選科目に注意
一部科目(主に必修科目以外)は、人気が集中して抽選になる場合があります。成績は関係なくランダムに抽選される場合がほとんどなので、履修できるかどうかは完全に運です。(万が一ダメだった場合の履修も考えておきましょう)
アルバイト・サークルについて
アルバイトやサークル、課外活動など大学生になると新しい生活が始まる。アルバイトやサークルに一生懸命になることは、今しか経験できないことであるし、見聞を広めることにつながるかもしれない。
しかし、大学では試験科目も多いので試験前に焦らないために日頃から勉強を行うのが良い。学生ごとに理解するのにかかる時間も異なるので、自分のペースを見つけて復習の方法を考えてもらいたい。充実した学生生活は学習サイクルを確立した上で成り立つのである。
当たり前のことを当たり前に、きちんと取り組むことがとても大切!!
おまけ(プチ理科大用語)
ピ逃げ:学生証を「ピッ」とタッチしただけで講義に出ずに帰ること。絶対にやってはいけないぞ!
自主休講:自らの心身の状態を鑑みて、自分の意思で授業を休講すること。乱用するとボーナスステージ(留年)に突入する。
再履組:再履修をしている人たちの総称。たいていの再履組は「ピ逃げ」が多い。見知った先輩がいた場合、後で笑って助けてあげよう。
過去レポ:先人が残したレポートのこと。参考にするのはいいが、コピペだけは絶対にしないように