東京理科大学に所属する文化系サークルの紹介記事第1弾です。
今回は文具研究同好会(以下文具研)の会長の田中さんにお話を伺いました。
文房具好きの学生が、文具を語るための場を
活動内容
ー文具研の具体的な活動内容について教えてください
毎週土曜日の 16 時から 19 時ごろに神楽坂キャンパスで活動しています。現在の部員数は 27 名です。毎週の活動の最初には“文具紹介”として、最近購入した文具や気になっている文具についてお互い紹介し合っています。他にも時期によってみらい研や理大祭などのイベントの準備をしています。
入会理由
ー田中さんはなぜ文具研に入ろうと思ったのですか?
1年生のときのオンライン新歓がきっかけです。最初は別のサークルに興味があったのですが、オンライン新歓で文具研の存在を知り、元々文房具が好きだったこともあって入会を決めました。定期的に活動しているサークルに入りたかったので、文具研が当時コロナ禍でも毎週オンラインで活動している点に惹かれました。
お気に入りの文房具
ー田中さんの好きな文房具について教えてください
ぺんてる株式会社のグラフ 1000〈フォープロ〉です。勉強をきっかけに文具に興味をもったので、シャーペンやルーズリーフが好きです。中でもグラフ 1000 が一押しです。製図用のシャーペンなのですが、芯は 0.3mm で濃さは B を使うことにこだわりを持っています。グリップ部分が金属とラバーが融合しており、使用感が気に入っています。またクリップが短いので、使用中に手に当たることがなく非常に使いやすいです。
↓実際に田中さんが使用しているシャープペンシル(グラフ 1000〈フォープロ〉)
ー文具研で人気の文房具はなんですか?
やっぱり一番人気がある物はシャープペンシルやボールペンのような筆記用具です。しかしノートも魅力があって、紙質や罫線の幅など人によってこだわりポイントがたくさんあります。学科によって使われているノートも違くて、例えば化学科の僕は図などが書きやすいように罫線のない白紙のノートを使っています。
魅力
ー文具研の魅力はなんですか?
文房具は普段使うものだからこそ、こだわっている人は多いと思いますが、身の回りで文具について話す機会はあまりないと感じています。なので、若い世代で文房具について話す機会を得られるという点は良いところだと思います。
また文房具は一人で嗜むこともできるとは思いますが、サークルでしか味わえない経験ができる点も魅力に感じています。例えば、これまで生協とコラボして文房具に関する棚づくりを行ったり、外部から取材を受けて好きな文房具について放送してもらったりしたのですが、こういった活動を一人で行うのはなかなか難しいと思います。サークルならではの経験ができることも大きな魅力ですね。
今後の目標
ー最後に2023年度の目標について教えてください
外部との繋がりをもっと持っていきたいです。そのために SNS の発信を心掛け、早稲田大学や東洋大学など他大学の文具系サークルや、文房具企業と積極的に交流していきたいです。企業とコラボして文具を共同開発することができたら理想的ですね。
理科大文具研究同好会HP:文具研 | 東京理科大学文具理科大文具研究同好会(@tus_bunguken)さん
理科大文具研究同好会Twitter:理科大文具研究同好会(@tus_bunguken)さん / Twitter