東京理科大学消費生活協同組合(以下理科大生協)は神楽坂キャンパス7号館の書籍売り場を明け渡す。また売り場跡には紀伊國屋書店が出店することが発表された。理科大生協の書籍売り場は1月29日に閉鎖されており、お取り寄せなどの従来の書籍業務はトラベルカウンターで継続していく。紀伊國屋書店は3月31日に開店予定。
教科書販売の拠点が必要との判断
2019年度から本学の教科書販売は理科大生協ではなく、大学法人が紀伊国屋書店と共同で担当するようになった。その際は教科書購入の時期に紀伊国屋書店の教科書受け取り教室が神楽坂キャンパス3号館2階に設置されていた。履修登録前後はかなりの混雑だったのでこれらの状況を鑑み通年での拠点が必要との判断がなされた可能性が考えられる。
生協の組合員以外も10%の割引
変更点としては理科大生協の組合員以外でも書籍を10%引きで購入できるようになったことがあげられる。組合員であるメリットが減ってしまうように思われるがどうなのだろうか。理科大生協に本会が生協運営への影響を尋ねると、お取り寄せでの書籍販売業は継続し、さらなる組合員のための魅力あるサービス・事業のために努力すると回答した。また、他キャンパスの生協書籍事業の運営に変更はないとのことだ。
理工系書籍の積極的な取り扱い
生協が運営していた書籍売り場においても一般的な同規模の書店よりも理工系書籍の品揃えが豊富に感じられたが、紀伊国屋書店の売り場はさらに理工系書籍を積極的に取り扱うとのこと。書籍の品揃えに興味を持った学生は登校した際に立ち寄ってみるのもよいだろう。
理科大生協から学生へのメッセージ
今回取材にご協力下さった理科大生協から学生へのメッセージをいただいた。
今年度は登校機会も増えるので生協への出資を一度考えてみてはいかがだろうか。詳しくは下記URLから。