本紙は、本学理学部に所属し、レポートでコピペが発覚してしまった学生Oさんにインタビューを行った。論文はもちろんレポートでも、コピペは許されない。これからレポートを書く新入生には特に気をつけてもらいたい。
Oさんは実験レポートの原理や考察を、過去レポや同学年の友人のレポートからまるごとコピペし、そのまま提出した。さらに、学籍番号の近い人も同じレポートを利用してコピペを行っていたため、Oさんのコピペが発覚した。返却時には「文が全く同じ」というコメントが書かれ、大幅な減点を受けた。しかし、悲劇は一度では終わらなかった。レポートが返却されるのは提出から数週間後であるため、コピペがバレていることに気づかず、レポートを提出し続けていた。期末試験の際にその3本のレポートが同時返却され、書き直しを命じられてしまった。
コピペした際に文面を全く変えなかった理由として、Oさんは「自分以外にコピペしている人はいないと思った」と話していた。そもそもコピペをしてしまった理由としては、アルバイトのシフトを入れすぎてしまい、時間がなかったと言っていた。アルバイトをしている学生は予定の組み方に注意した方が良さそうだ。
最後にOさんは、「コピペするようなやつは大学なんか来ちゃダメだ」と自分に言い聞かせるように語った。経験者の言葉は重みが違う。この記事を読んだ多くの人がコピペについて危機感を持ってくれることを願っている。