取材

【取材】理想のキャリアを現実に

学年度末になり、自分の将来について気になり始めた学生も多いのではないだろうか。今回は、自分の将来について考える際に、ぜひ活用してほしいキャリアセンターについて、神楽坂キャンパスの学生支援部就職課課長の土橋(つちはし)さんに話を聞いた。 

キャリアセンターは、神楽坂キャンパス9号館1階、葛飾キャンパス管理棟3階、野田キャンパス1号館2階にあり、就職に関するさまざまな相談や情報収集をすることができる。具体的には、就職関連の各テーマに特化した本の貸し出し、求人の閲覧、キャリアカウンセラーによる進路相談などがある。そのほかにも、国家公務員、教職員志望者用の情報、各業界地図、留学生の就職関連などさまざまな資料が用意されており、誰でも気軽に読んだり、無料でもらったりすることができる。

中でも特におすすめしたいのが、キャリアカウンセラーによる進路相談である。人事部の経験や、キャリアコンサルタントの資格を持っているカウンセラーが1対1で話を聞いてくれる。就職に関する漠然とした悩みから、エントリーシートの書き方や模擬面接といった具体的なことまで、個人に合わせた対応をしている。この相談は予約制なので、本学ホームページからアクセスできる「TUS キャリタスUC」というサイトに登録をすることが必要だ。毎月下旬を目途に翌月分の予約が公開されるが、2月から6月は人気のため、すぐに予約が埋まってしまうので気を付けよう。 

同サイトでは、このほかに大学宛求人票や、先輩の就職活動報告、キャリア支援イベント情報などの閲覧もできる。キャリアセンターだけでなく、こちらも活用してみてはいかがだろうか。 

主にキャリアセンターを利用している学生は、3年生と修士1年生が多いそうだが、インターンや進路相談のために訪れる1・2年生や、就職活動の進捗状況の確認や相談に来る4年生もいる。それぞれの学年に応じた相談ができるため、全ての学生が有効に活用できる。

キャリアセンターの魅力について土橋さんは「人の目を通して自分を見ることができること。」と語った。自分だけでは気が付かない自分の良さや悪さを知ることで、面接などでより良い自己アピールにつながるのだ。キャリアセンターをうまく活用して、自分の理想のキャリアを手に入れよう。