10月11日、「東京理科大学第65回体育祭」が開催された。天候は雨だったため、本来ならば行われる予定であった球技大会は中止となった。一方で、室内競技は例年通り開催され、あいにくの天候であったのにも関わらず、多くの本学学生が野田キャンパスに集った。参加者の多くは部活やサークルの団体で参加しており、互いの関係を深める良い機会になったことだろう。
当日は9時頃に受付を済ませると実行委員の指示で団体ごとに赤組または青組に振り分けられた。参加者は、振り分けられた色に応じたオリジナルのTシャツとタオルをもらうことができ、体育祭中はそのTシャツを着用して競技に参加することになっている。競技内容は大玉送りや追いかけ玉入れ、鉄人レースなどであった。鉄人レースは、毎年当日に内容が発表されており、本年度はシャトルランが行われた。各競技は自由参加であるため、各々が参加したい競技に自由に参加することができる。一見どの競技も小学生がやっていそうなイメージがあるが、小学校の運動会とは違った面白さを見出すことができる。身体も大きくなり、大学生は普段運動をすることが少なくなりがちであるため、多くのハプニングが発生し、会場は笑いに包まれた。それぞれの種目には景品が用意されており、牛肉の商品券をもらう学生もいた。14時頃には閉会式が行われたが、本学の体育祭はそこでは終わらない。任意参加ではあるが、ビンゴ大会が開催された。景品もたくさん用意されており、多くの学生が景品を受け取った。ちなみに私も当選させていただいた。
このようにして、体育祭は大きな事故も発生することなく、無事に終了した。運動することを通して、普段接しているときには感じない他人の姿を見ることで、互いの関係を深めることができるのは間違いない。運動することでしか味わうことができない解放感もあるので、来年度の体育祭に参加できるのであれば、積極的に参加してみると良いだろう。