議員インターシップの仲介や、若者の政治への関心を促す活動を行うNPO法人「ドットジェイピー」が主催するコンテスト「未来国会2015」が今月、19日(土)に開催される。コンテストではチームを作り、それぞれが国家予算を考案、発表する場で、今年で6回目を迎える。今回は未来事業部であり、未来国会2015の代表であり、同じ大学生でもある間瀬海太さんと同部署の小林諒也さんにコンテストの概要と今、大学生に伝えたいことを伺った。
未来国会は全国の若者を対象とし、予選を経て本選を東京で行う。昨年の本選では現職の議員などが見学に訪れる他、大手新聞なども取材に訪れ、紙面に乗るなどコンテストは高い注目度を集めた。今年は約100人の若者が自分の考えた、未来の国家のあるべき姿を熱弁する。参加する若者達は都心のみならず、地方からの参加者も多く、地域によって異なる国家の未来が見えるだろう。
未来国会の目標は非常に大きく、「未来の総理大臣をここから輩出する」というものである。しかしその目標はあながち遠いものではなく、過去の優勝者が議員に当選している。このことから若者の政治への考えが実際の政治に対しても空想的なものではなく、現実味を帯び、有効的なものだとわかる。 HPには主催者のメッセージとしてこう書かれている
この国の政治を変えたいなら、若者は批判以外にすることがある。
このメッセージは若者に非常に重要なものではないだろうか。現在、安保法案、沖縄県の基地移設問題など賛成、反対で意見の分かれる問題が多く存在する。ただその意見に同調し批判するのではなく、真剣にその問題を見つめ、議論しあうことの重要性を伝えたい主催者の思いが込められている。同世代が考える未来の国家をぜひ本選で見てほしい。本選の見学は下記HPから申請できる。
・未来国会HP
・未来国会の公式Twitterアカウント
https://twitter.com/miraikokkai (@miraikokkai)