今回、私たち新聞会は学友会常任委員会前会長の志村さんに取材をしました。その内容を記事にしましたので、少しでも学友会常任委員会について知っていただけたら嬉しいです!
Q:学友会常任委員会では、どのような活動をされていますか。
活動は主に生徒のサポートをしています。大まかに分けると「個人」と「団体」に対する支援の二つがあります。個人についてわかりやすい例でいうと「ロッカー」です。整備されたロッカーを学友会に所属している人に貸し出しています。団体については、例えば学友会の登録団体になると教室が借りられるようになったり、新入生歓迎会に参加できるようになったりもします。
また毎年、神楽坂キャンパスの新入生歓迎会を学友会常任委員会が中心となって運営をしています。
そして補足ですが、実は私たち「学友会常任委員会」自体が「学友会」ではありません。もともと「学友会」という大きな団体があり、その中に私たち「学友会常任委員会」という学友会に関することを決める組織があるのです。

Q:活動の中で、どのようなことにやりがいや楽しさを感じますか?
真面目な答えになりますが、裏方の仕事を通して普段できない経験ができることです。
たとえば、メールでのやり取りや名簿の収集などを通して、いろんな団体や人と関わることができるのがとても面白いと感じています。もう少し本音を言えば、「人を動かすことが楽しい」と感じる瞬間もあります。
Q:志村さんが学友会に入会したきっかけは何ですか?
入った理由は特別深いものではなく、「何かしらのサークルに入りたかったから」です。大学に入学して最初はバイトに集中していたのですが、少し落ち着いてきた頃に「そろそろサークルに入りたいな」と思いました。そのときに、学友会常任委員会が6月か夏休み明けくらいに新入生の募集をしていて、それを見てメールで連絡して入りました。色々なサークルの中で、常任委員会がちょっと面白そうだと思ったんです。
他の人たちの話を聞いてみると、私のように「時間があるから入った」という人もいれば、高校で生徒会をやっていてその延長で入りたいという人もいます。また、「経験を積みたい」や「学芸会に興味がある」という理由で入る人もいて、本当に色々な人がいます。
Q:学友会の現在の規模と、これまでの主な実績について教えてください。
まず規模についてですが、現在の学友会常任委員会の人数はおよそ20〜30人ほどです。
数年前までは10人いるかいないかという程度でしたが、昨年あたりから急に新入生の加入が増えました。やはり対面での活動が再開したことが大きいと思います。
とはいえ、実際にコアメンバーとして動いているのは15人程度です。その人数でロッカーの貸し出しや団体対応など、日常的な業務を回しています。組織だけの規模はそこまで大きくはないものの、ロッカー等の利用者数は多く、全体としての支援対象はかなり広がっているので影響力は大きいです。たしか23団体ほどが登録しており、個人利用の会員については毎年300人ほどが登録しているかと思います。そのため活動の密度は高く、少人数で効率的に運営しているのが実情です。
一番目立つ実績はやはり新入生歓迎会ですね。毎年、支援課の方々と連携して日程や教室の調整を行って開催しています。公認団体や他キャンパスの団体とも連携して実施しており、昨年は全キャンパス合同で行いました。これは最近の中では大きな取り組みの一つでした。 最近では、他に目立つような「実績」と言えるものは少ないですが、着実に裏方としての支援業務を続けています。
Q:他にアピールしたい活動や今後の目標などがあれば教えてください。
アピールしたい活動は「新歓を運営しているのは学友会である」という事実です。というのも私たちの活動はまだまだ知名度が足りていないと感じているので、これから大々的に伝えていきたいと考えています。加えて、そもそも学友会という存在が理科大生の間で十分に知られていないという問題もあります。私たちは学友会としての活動に自信と誇りを持って取り組んでいるので、なんとかして認知度が増えるように努めていきたいです。
また今後については団体向けのロッカーについて改善したいという思いがあります。コロナ禍が明けてサークルの活動が活発になる中、部室を持っていないけれど人数や荷物が多い団体がロッカーを使いたいと希望するサークルなどが増えています。現在もいくつかの団体が協力してロッカーを確保しているようですが、さらに大きめのロッカーを団体向けに設置できればと考えています。しかし、今のところ適した設置場所が見つからず悩んでいるところです。実現は難しいと思いますがやってみたいと思っています。
〜最後に〜
いかがだったでしょうか?このように学友会常任委員は日々裏方として業務に勤しんでいます。興味が出た方は是非学友会常任委員会のX(旧Twitter)も覗いてみてください!