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【進路】進路インタビュー 国土交通省への就職

2019年3月に卒業予定のTさん(工学部建築学科4年)は、来年度4月から国土交通省に勤めることが決まっている。このインタビューでは、彼がどのように進路を決めたのかについて聞いた。 

就職先に選んだのは空港や港の建築に関わる職場 

Tさんが内定を決めたのは、国土交通省の総合職技術系職員の仕事だ。空港や港を整備する部署に配属されることになっている。この仕事を希望した理由は、「大学で学んだ建築の知識を生かせて、なおかつ建物を造るだけでなく空港や港に関わる仕組み作りにも携われる」と考えたからだそうだ。3年生のときに成田空港会社のインターンシップに参加したときに、空港に関わるというスケールの大きな仕事に心をひかれたという。民間企業で空港のターミナルなどの設計に携わることも選択肢にあったが、人や航空機、船舶の動線も考えて俯瞰的に仕事をしたいという気持ちから、国土交通省を目指すようになった。 

進学より就職を望んだ理由 

Tさんのいる工学部建築学科では、毎年5割から7割程度の学生が大学院へ進学する。多くの同級生が大学院へ進学する中、就職を決めたのはなぜだろうか。理由を尋ねると、大学院でデザインや設計を学ぶより、もっと別のことに挑戦したかったからだという。「デザインの授業で、建物の設計をして模型までつくるという課題があったのですが、そのとき『自分よりできる人があんなにたくさんいる!』と感じました。同じ土俵ではちょっとかなわないなと。」内定が決まった国土交通省では、建物のデザインや設計を直接行うのではなく、建物を利用する人の動きの効率なども考え総合的に建築に関わっていく予定だ。 

就活では特に面接対策を 

 就職活動をするにあたって特に力を注いだのは、面接対策だったそうだ。本学で実施されている公務員試験対策講座の模擬面接で練習を重ねた。さらに家では、面接の練習というわけではなく家族に自分の考えをただ話すことで、自分の志望動機を頭の中で整理していった。こうした努力の結果見事面接試験を通過することができた。中でも特に役に立ったというのが、家で両親を相手にひたすら話すことだった。「家で理屈っぽく話していましたね。親は良いとも悪いとも言わず、ただただ話を聞いてくれました。感謝しています」と笑顔で語った。 

 インタビューを通して印象的だったのは、Tさんは自分のやりたいことが何なのかを常に考え続けていたということだ。周囲の雰囲気や、どのような進路が一般的かといったことに流され、自分の進路を決める人は少なくない。だが本当に納得できる進路を決めるためには、Tさんのように周囲の人に話すことで自分のやりたいことを認識し、そのために何ができるかを考えることが大切だろう。 

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