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カレー、いいよね

e382abe383ace383bc1カレーの話をしよう。何もスパイスをたくさん使ったカレーがおいしいとかそういった類の、つまりB級グルメをつらつらと語ろうなんてことではない。ただ僕にとって忘れえぬ一杯のカレーについての話だ。

僕は一人暮らしをしているためレトルトカレーをよく食べる。無意識に口に運ばれるその“カレー”なるものはなんの感動もない。ただただ栄養を摂取しているだけ。そして人の手を経た温かさがあまり感じられない。

僕はそんな無感動なカレーに慣れきった後に実家に帰った。両親はそんなに離れて日が経っていないにもかかわらずとてもうれしそうに僕を迎えてくれた。そしてその晩、久しぶりに母のカレーを食べた。ただただおいしかった。家にいる時はなんの感慨もなく食べていたものがその時初めてとてもいいものに思えた。たぶんその理由は親が自分のことを思って作ってくれるっていうことに気づけたからじゃないだろうか。

カレーには色んなスパイスがある。ターメリックやガラムマサラ、シナモンなどなど…。でもそのどれを足しても思いには勝てない。誰かが誰かのためを思って作る料理が一番おいしいんだ。そう思わせてくれた母のカレーに感謝

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書評

重松清「半パン・デイズ」

大人になってからの6年間と小学生時代の6年間は、同じ数字なのに、その密度が大きく違ってくる。これからの私達が送る6年間は、いわゆる経験の積み重ねにすぎないのだろうが、彼らの6年間はまさに学びの塊なのであろう。空を [...]

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